薬剤師は小児科は避けがち!
小児科と聞くと、
「できれば担当したくない…」
そう思う薬剤師も多いのではないでしょうか。
実際、薬剤師の間でも小児科は苦手意識を持たれやすい科のひとつです。
例えば、小児科勤務の話になるとこんな声をよく聞きます。
①忙しいからしたくない・・
②小児は責任が重そう
③小児科の経験がないから小児量計算ができる自信がない
④親御さんからクレーム大変そう
このような理由から、
小児科を避ける薬剤師は意外と多いのが現実です。
ただ結論、
ただ良いところだけお伝えするそれも違うと思いますので様々なメリット、デメリットを紹介した上でその人がどう選ぶか?
といったような情報発信こそ意味があるものだと思います。
小児科門前勤務のメリット、デメリットをお伝えしていきます。
小児科勤務のデメリット7選
※感じ方には個人差があります。人それぞれ感じ方が違うのでご了承ください。
1 病気がうつるリスクが高い
もちろん子供は関係なしにくしゃみを手で覆わず、顔にかけてきます。
インフルのイナビルの吸入指導とかでも普通にゼコゼコと私の顔面までダイレクトアタックしてきます
ちなみにも患者からウイルス性胃腸炎がうつり2日ダウンしました。
2 保護者対応が大変なこともある
どうしても小さい子を持つ母親は
神経質、クレーマーになりやすい部分があります。
もちろん子を思う母親として仕方がない事なんですが・・・。
そのため、
- 薬の副作用
- 用量
- 飲ませ方
などについて、細かい質問を受けることも多くあります。
3 繁忙期等は夜8時すぎになることも・・・残業多め。
小児科門前薬局の特徴として、残業が多い傾向があります。
理由はシンプルで、
子どもは夕方以降に発熱することが多いからです。
たまに定時でしっかり終わる小児科も
あるにはありますが少ないイメージです。
子供って急に発熱や咳がでたりしますので、
そこで病院の先生は営業時間過ぎても
診療してあげる先生も多いです。
特に自営のクリニックなどなら
個人の采配で診療してあげることが多いため
時間が長引きやすいです。
そして診察している間にまた患者が飛びこみ
→それを診察している間にまた飛び込み
そんな連鎖ができあがってしまうからです
粉薬が多いので調剤に時間がかかります。
さらに分包機をその日に毎日掃除する店舗が多いので
床が汚れます。
乳糖などでアリが来たりゴキちゃんが来たり・・。
そのためその日のうちに掃除する店舗も多いです。
小児科門前薬局では一度に4人の処方箋をだしたりするため
営業時間ギリギリにくるとなかなか大変な部分もあります。
なので残業は覚悟必須です。
(そもそも小児科は残業が長い確率が高いです)
4 薬剤師業務以外のやることが多い
冬場の小児科では、子どもが薬局で嘔吐することも珍しくありません。
その場合、
- 嘔吐物の処理
- 床の消毒
などをスタッフ全員で対応します。
薬剤師も事務さんも関係なくそれらの対応に追われます。
5 投薬前の確認事項が多い
小児科独特な確認事項として
薬は体重、年齢、それらにあった用量になっているか
の確認が必要になってきます。
なので体重測ってこなかった患者に
体重計で測ってもらわないとけません。
6 子ども対応に慣れるまで大変
やはり言うこと聞かないぐずり出す子供もいます。
小児科では、当然ながら子どもへの対応が必要になります。
しかし薬剤師は、保育士のように子ども対応の専門教育を受けているわけではありません。
そのため、
元カノが保育士だったため色々相談できて助かってましたが、
保育士さんもやっぱりイライラする時はあるらしいからしょうがない。
特に新人薬剤師の場合、
子どもと接する経験が少ないことも多く、最初は苦労することもあります。
7 粉シロップで手がベタベタする
小児科では、粉薬・シロップの処方が非常に多いです。
そのため調剤中は、
- シロップ
- 乳糖
- 粉薬
などで手がベタベタになることも多いです。
さらに粉薬を扱う機会が多いため、手荒れしやすいのも小児科勤務の特徴です。
小児科勤務のメリット
ここまでデメリットを紹介しましたが、
小児科勤務にはもちろんメリットもあります。
1 薬剤師としての経験になる
一度やればこんな感じなんだな。
とだいたいの流れがわかってきますが
しかし小児科勤務をした事ない人にとっては未知の世界です。
私も小児科経験がない時に小児科に配属になった
と言われた時は本気で怖かったです。
しかし病院でもルールの様なものがあり
体重がどのくらいの子には
だいたい出る薬のパターンは同じです。
なので慣れたらなんとかなります。
2 転職時に選択の幅が広がる
小児科はその大変さもあって敬遠しがち。
小児科経験者は一度経験している分、
職能が広がるというメリットがあります。
派遣やパート、転職する際に
小児科はやったことがないから場所も給料も魅力的だけど厳しいかな・・・
とはならずに
3 水剤、粉の計算や調剤に慣れてくる
やっぱりこればかりは内科や眼科などの粉の少ない科に
ずっといると忘れてしまいます。
水剤、粉薬慣れないと不安ですね
その点、水剤、粉薬のオンパレードです。
そこに身を投じることになるで、
短期間で水剤、粉薬のスキルは上がってきます。
新人の頃に小児科に行くのもありかもですね。
4 子供好きには癒される?
子供はいきなり突拍子もないこと言うから面白い
お兄さんドラゴンボール知ってる?
と言われてドラゴンボールトークとかしました。
スーパーサイヤ人やろ?知ってるよお兄さんも!
違うよ!スーパーサイヤ人ゴッドだよ!そんなんもしらんのー?
なにそれ知らなかった!クリリンなら知っとるよ☺️
クリリンより悟空がいい!
・・・・・
最近のドラゴンボール全然知らない、
今そんなことになっとるんですね(笑)
といった感じで
5 小さい子供を育ててる時は普通に子育ての勉強になる
離乳食、熱性痙攣、予防接種、薬の飲ませ方・・・・
こういう事って実際
子供産まれてから考える方が多いかと思います。
特に男性だとそういう知識を
あまり知らなかったりするので、
離乳食、熱性痙攣、予防接種、薬の飲ませ方などの
生きていく上での勉強にもなっておすすめです。
仕事しながら親になるための予行演習もできますね
将来いいパパになれそうな気がする。
小児科勤務の薬剤師におすすめの書籍 BEST3
他の科でおすすめ本を探すたい場合はこちらの記事もご覧ください!

第1位 新 小児薬用量 改訂第9版
こちらは小児科勤務の薬剤師ならこれ!といった定番本です。
こちらは先輩も持ってましたが、コンパクトサイズのため忙しい薬局(小児科は粉やシロップがあるのでどこもバタバタしますが・・)
で短時間に投与量を確認出来る便利さから持ってる方は割と多いイメージです。
また小児科医でもよく使っているという口コミもありますので、
より実践的な現場でも使える実用本です。
このように病院薬剤師、もちろん小児科門前の薬局薬剤師にも重宝されています。
- 3年ごとに改訂される「小児薬用量」の最新版!
- 白衣に入るポケットサイズで成人量と小児量を並べてみることができる見開きの構成を取っているため臨床の現場ですぐに確認できる
- 改訂により大幅なページ数の増加
第2位 日経DIクイズ 小児疾患篇
薬剤師の皆さんはご存知、日経DIシリーズ。
日経DIクイズのシリーズの特徴として何より分かりやすさ。
フォントや色使いも綺麗で読むのが苦にならないんですよね。
それと小児の薬って臨床経験が少ない薬が多いので結構難しいんですよね。
貴重な海外データ等も記載されており、とても勉強になります。
AmazonではKindle版も対応している書籍のため、今すぐスマホやタブレット読めますし、持ち運びがスマホのためかさばらないのがメリット。電車や持ち時間にサクッと読めて便利です。
第3位 極める!小児の服薬指導
患児に適した用量、剤形、飲ませ方は他の科にはない特有の難しさがあります。
服薬指導のポイントを小児薬物療法認定薬剤師である松本康弘先生が解説しています。
薬学博士/小児薬物療法認定薬剤師/薬理学エディケータ
大分県中津市のワタナベ薬局上宮永店にて勤務
さらに、保護者をサポートする患者指導箋はおすすめです!
結論 小児科は行った方がいい?
結論としては
未経験の方で数年修行として行く分にはむしろ行ったほうがいいかもしれませんね。
派遣をするときに小児科経験なしで小児科への勤務はいけないことはないですが、正直怖いと思います。
ただ、薬剤師の皆さんもおっしゃるように大変ですし、
小児科はきついと言う薬剤師も割と多いので。
個人的にはですがずっと続けるとなると、少し考えてしまいますが・・・。

小児科であっても働いてみたら天職の方もいるかと思いますので、即ブロックするのはやめましょう。
ついつい避けがちの小児科ではありますが、迷ってる方は試しに数年挑戦してみるのはいかがでしょうか?
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アポプラスキャリア | ・東証プライム市場上場グループ会社による薬剤師転職サポート ・医療専門職に特化: 薬剤師、登録販売者、保健師、看護師などの 専門職に特化した会社です |
ファル・メイト | ・ファル・メイトが運営する薬剤師専門の人材サービス ・2004年設立の薬剤師派遣・転職支援に特化した会社 ・派遣だけでなく、正社員・パートの求人紹介にも対応している転職サービス ・薬剤師派遣に強く、全国の調剤薬局・ドラッグストア求人を多数保有 ・単発派遣・短期派遣など柔軟な働き方の求人も豊富 ・厚生労働省認可の労働者派遣事業・有料職業紹介事業を取得した企業 |
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