保険は入った方がいいのか?
皆さん
保険
入ってますか?
よくCMでは愛をテーマに綺麗な女優さんがとても感動する描写が描かれています。
- 生命保険
- がん保険
- 死亡保険etc..
最近ではコロナ保険、休職保険などと言う商品までもが存在します。
保険って入った方がいいの?
結論から・・
私は一生入らないと思います。
世帯年収632.8万円以上(共働きだと年収31.4万×2人)
あれば、ほぼ入る必要性がないと考えているからです。
保険の本質を考える
民間保険を契約する本来の意味は
公的保険(社会保険などの国の保険)の補完です。
公的保険以外にかかるコストなどの
突発的な支出が払えなくなったら困るから入るのが本来の目的です。
起こりうる確率が高く&損失の大きい
これだとビジネスが成り立たないらしい。
つまり
起こりうる確率が低く&損失の大きいもの
かつ
社会保険でカバーできないものを保険で補う
これが正しくコスパの良い保険の入り方です。
民間の保険で例えるならぶっちゃけ
自動車保険と火災保険くらいでしょうね。
保険のデメリット
保険のデメリットは毎月の固定支出がかかる点
保険って毎月の固定支出が結構キツイですよね。
家族持ち、FIREを目指す方は特にですが
生きる上で節約スキルは最重要項目です。
病気になったらどうすればいい?
でも保険に入ってなかったらいざ病気になった時大丈夫なのか?
これも実は私たちにはすでに世界トップクラスの最強の保険に加入しているのです。
それが被用者保険or国民健康保険です。
この保険では高額療養費制度 と 傷病手当金制度が使えます。
高額療養費制度とは
簡単に言うと保険適応内であれば医療費高くなったら上限決めますよーって制度。
年齢と収入で変わりますが
そしてそれが長く続いた場合
約8万円が4ヶ月目からは月4.44万円になるので、
実際の年間負担は64万程度の医療費負担
そこに差額ベッド代や、入院費用諸々、交通費などを考慮すれば
年100万円は毎年崩せる余裕がある人であれば
医療保険は入らなくてもいいって人もいるかと思いますね。
そもそも毎月入院するほどの確率がどれだけあるのかって考えると
そんなに高くない気はしますが・・・
その点は自身の方向性でしっかりと検討されてください。
傷病手当金とは
11) 傷病手当金
傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、病気やけがのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。
なお、任意継続被保険者の方は、傷病手当金は支給されません。
(健康保険法第104条による継続給付の要件を満たしている者は除く。)
A 傷病手当金が受けられるとき
傷病手当金は、被保険者が病気やけがのために働くことができず、会社を休んだ日が連続して3日間あったうえで、4日目以降、休んだ日に対して支給されます。 ただし、休んだ期間について事業主から傷病手当金の額より多い報酬額の支給を受けた場合には、傷病手当金は支給されません。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat710/sb3160/sb3170/sbb31710/1950-271/ 協会けんぽHP引用
掛け捨て保険ならありか?
ただ独身に関しては必要性はかなり低いと思います。
葬式費用も残された家族が働く能力があればなんとかなる可能性が高いし、
そもそも貯金を頑張って残して多くの遺産を残すことを
考えた方がいいかなと個人的に思います。
逓減型のタイプの掛け捨て保険
ならいいかもしれませんね。
契約者が早く亡くなった時の方が保険料が高いので割と合理的
子供が大きくなれば自然と保険の必要性は薄れてくきますからね。
お金があれば保険は不要なのか?
そうなんですよね。
特にFIRE、セミリタイアのために貯めた資産がある方は
医療費も死亡時の緊急費もそれで足りてしまうんです。
つまり保険は基本、資産がない人ほど必要なものであって、
できれば節約したり収入を上げて、お金持ちをめざす方がいい。
ある意味、保険(死ぬ方にかけてお金を得ようとする)の方が
ギャンブル性が高い場合もあるということも考えないといけません。
資産家や1億円持ってFIREした人達でも国民健康保険に入れるからです。
つまり資産家ほど保険なんて不要。まさに資本主義です。
具体的に年収いくらあれば保険が不要か?
過去の記事から抜粋します
詳しくはこちら👇
月間の平均支出額は
総務省の2019年の家計収支調査データより
生活費は28万円
それでも一生賃貸の方や老後、子供のための投資をしたい方で
心配な場合は以下の支出はさらに別途加算したとしたら
①地方都市の田舎の家賃+駐車場として5万円に抑える
②子供のためにかかるお金
→ 夫婦2人のつみたてNISA3.3万円 ×2人 =6.6万円
③老後2000万問題
→毎月4.8万円の投資を22年
合計、月に44.4万円の支出
年間だと
44.4万×12=532.8万円
①地方都市の田舎の家賃+駐車場として5万円に抑える
②子供のためにかかるお金
→ 夫婦2人のつみたてNISA3.3万円 ×2人 =6.6万円
③老後2000万問題
→毎月4.8万円の投資を22年
合計、月に44.4万円の支出
年間だと
44.4万×12=532.8万円
つまりは年間532.8万円を
共働きで稼げばいい計算になります
そしてまずあり得ないですが
毎月入院しまくった場合でも
高額療養費制度で最高でも100万上乗せでかかったとして
年間632.8万円を稼ぐ
共働きで1人の年収316.4万さえあれば保険は確実に不要
しかもこれは
あくまで平均的な支出かつ投資してもこの額なので
節約でもっと抑えることも全然可能
車を持たず保険も入らず
家賃激安物件もしくは親の家をもらえる方は
その分引いて考えてもOKですしね。
2021年の年代別の平均年収は
- 「20代」が341万円
- 「30代」が437万円
- 「40代」が502万円
- 「50代以上」が613万円
つまり共働き世帯なら保険に絶対に保険に入ったほうがいいとは言えなくなりますね
まとめ
ただ保険商品はいい商品も悪い商品もあります。
マネリテ弱者を狙って商品を押し売りしてくる人も中にはいるので注意しましょう。
お金の勉強は誰しもやるべきです。
年収を上げるだけではなく
支出を減らしより経済的自立を目指していきましょう!