【薬学部を目指す高校生必見!】 「低偏差値の薬学部+奨学金」で薬学部目指すのはダメですか?ありですか? 高校生の質問にネット民が本気で答えた結果。 

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「薬剤師って資格を取れば安定して働けそう」

「大学の偏差値が低くても、薬剤師国家試験に合格すれば薬剤師になれるんでしょ?」

「家計が苦しいから奨学金を借りてでも薬学部に行くのはアリ?」

そんな疑問について、Yahoo!ニュースで話題になった記事がありました。

2026/9 高校1年生「偏差値の低い大学の薬学部でも薬剤師になれるから奨学金利用でも得でしょ?」に答えたい #エキスパートトピ(石渡嶺司)のコメント一覧 – Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/8bc76a649e759eddd0266102082500c36054baee/comments?order=newer&page=2

今回はヤフコメとXのコメントで賛否両論ありましたので、それをまとめました。

良ければアンケートにご協力ください

記事要約

記事のポイントは、

「国公立か私立難関校に合格できる学力があるか?」

「留年・国試浪人をしても奨学金に頼らなくて済むほど世帯年収が高いか?」

のどちらか(または両方)に該当しないなら、薬学部進学はおすすめしない、

という記事内容でした。

文部科学省の調査で、私立大学の6年卒業率や国家試験合格率が国公立より低いことを根拠に、貸与型奨学金利用の場合は返済リスクが高いと指摘しています。

これに対して、Yahoo!コメントやXではさまざまな意見が出ています。

賛成・反対・中立(その他)に分けて整理しました。

① 賛成派「薬剤師になれるなら大学の偏差値はそこまで重要じゃない」

まずは、薬学部進学に肯定的な意見です。

① 賛成派の意見

  • 大学の偏差値に関係なく、卒業して薬剤師国家試験に合格すれば薬剤師になれる。
  • 薬剤師免許さえ取れれば、大学名は医師ほど就職で大きく影響しない。
  • 低偏差値の薬学部でも、本人が努力して国試に合格できるなら問題ない。
  • 6年間しっかり勉強して資格を取れば、再就職しやすいというメリットもある。
  • 学費全額免除や給付型の特待生なら、下位の私立薬学部でも十分お得。
  • 「夢のためにお金を払う」こと自体は悪いことではなく、本人が覚悟しているなら挑戦してもいい。
  • 薬剤師は地方でも仕事を見つけやすく、資格の使い道はある。
  • 実際に低偏差値の薬学部を卒業して、普通に薬剤師として働いている人もいる。
  • 奨学金を借りること自体は悪くない。卒業後に自分で返せばいい。
  • 無利子の第一種奨学金なら、返済期間が長くても大きな問題ではない。
  • 高1ならまだ時間があるので、今から勉強すれば十分に学力を伸ばせる。
  • 「勉強が苦手だから薬学部は無理」と最初から決めつける必要はない。
  • 低偏差値の薬学部でも、本人が努力すれば6年で卒業・国試合格は可能。
  • 大学の偏差値だけで薬剤師になる可能性を否定するのは早すぎる。
  • 人生は一度きりなので、薬剤師になりたいなら挑戦するのもあり。
  • 経済的な理由だけで進学を諦める必要はない。

追加で出た声としては、

「どこの大学の薬学部を出ようが国家試験に合格して資格を取得すれば薬剤師になれます。医師のように学歴を開示されることもないです。
低偏差値の私立大学薬学部は馬鹿にされやすいですが、実際は社会人学生も多く、薬剤師になるという明確な目標もあるため皆さん真面目です」

「別にありでは?薬学部なんて別にお勉強ができなくても入れる&卒業できるし、国家試験もまぁ合格するだけなら別にいけるわけじゃん。貧乏はまぁどの程度の貧乏かにもよるけど」

といった現実的な肯定意見もありました。

② 反対派「勉強苦手+貧乏なら、かなり危険」

一方で、反対意見もかなり多くありました。

今回の記事に対する反対派の中心的な意見は、

「薬剤師になれれば得」という前提自体が危ない

というものです。

  • 「薬剤師は安定しているから」という理由だけで薬学部に行くのは危険。
  • 私立薬学部は6年間で1,000万円以上かかることもあり、奨学金が貸与型なら大きな借金になる。
  • 偏差値の低い薬学部ほど、留年・中退が多く、6年間ストレートで国試合格するのは難しい。
  • 国試合格率だけでなく、入学者が6年間でストレートに薬剤師になった割合を見るべき。
  • 国試合格率を高く見せるため、卒業試験などで国試を受けさせない大学もあるとの指摘がある。
  • 薬学部は化学など理系科目の勉強量が多く、理数系が苦手なら入学後に苦労する。
  • 薬剤師になっても高収入が保証されるわけではなく、6年間の学費に対してコスパが悪いという意見も。
  • 薬剤師は地域によっては供給過多で、将来的な待遇低下を心配する声もある。
  • AIなどの進化で、20年後の薬剤師の仕事が今と同じとは限らない。
  • 薬剤師以外の道に進みたくなった場合、薬剤師免許が他業界への転職に万能とは限らない。
  • 借金をしてまで進学するなら、「本当に薬剤師になりたいのか」を考えるべき。
  • 「勉強が苦手+貧乏」で私立薬学部はかなり危険という意見が多い。
  • 薬学部は6年間必要で、私立なら学費が非常に高額になる。
  • 低偏差値の薬学部ほど留年・中退が多く、奨学金だけが残るリスクがある。
  • 薬剤師になれても、6年間の高額な学費を回収できるとは限らない。
  • 薬剤師は「資格を取れば高収入」という時代ではないという指摘もある。
  • 昇給や退職金まで考えると、必ずしもコスパの良い資格とは言えない。
  • 理数系が苦手なら、入学後の勉強についていくのが厳しい。
  • 薬剤師国家試験だけでなく、大学内の試験やCBTなども突破する必要がある。
  • 「入学できる」と「薬剤師になれる」は全く別問題。
  • AIによって薬剤師業務が変化する可能性もあり、9年後・10年後まで現在の待遇が続く保証はない。
  • 「薬剤師なら安定」という理由だけで多額の奨学金を背負うのはおすすめしない。
  • 同じお金と6年間を使うなら、他の学部・職業も比較した方がいい。

追加で出た声としては、


「薬剤師になれるから、この根拠がない時点で破綻している。なれたら飯は食っていける、これは今はまだそうかもね。薬学部に入ったら薬剤師になれるは明らかな嘘」


「自ら不幸な道に進むもんじゃない。やめときなさい」


「そもそも待遇がいいから薬剤師っていうのが不純な気がします。たとえ薬剤師になったとしても、将来的に待遇が悪くなったらどうするんでしょう。AIに代替されて用無しになるかも知れませんし」


「理数系科目の成績は国公立大学を目指せるほどではありません・・・ってそれで薬学部を選択してはいけません」


「今や奨学金を利用するのが当たり前で卒業と共に多額の借金を抱えることになり、薬剤師の待遇がいいのはドラッグストアのみで…」


といった厳しい指摘が目立ちました。


Xでも

「卒業出来ないかも、資金面に不安あり、の2つで、薬剤師に『なれない』可能性があることを考慮すると安易におすすめはできないかな…」との声がありました。

③ 中立派(その他)の意見

中立的な立場やその他のアドバイスなどをまとめました!

  • 偏差値だけで薬学部の良し悪しを判断するのは適切ではない。
  • 大学選びでは、偏差値よりも「留年率・卒業率・ストレート国試合格率」を確認した方がいい。
  • 低偏差値でも、特待生などで学費負担がほぼないなら話は変わってくる。
  • 「国試合格率」だけではなく、入学者が何人薬剤師になったのかを見る必要がある。
  • 大学によって国試対策や進級基準に差があるため、受験前の情報収集が重要。
  • 薬剤師は就職先によって待遇が大きく異なるため、資格取得後の働き方まで考えるべき。
  • 地方では医療資格の再就職のしやすさがメリットになるため、単純に他学部を勧めるのも難しい。
  • 高校1年生なら、今の時点で薬学部だけに絞らず、他の理系学部も含めて進路を考えた方がいい。
  • 最終的には「薬剤師になりたい」という気持ちと、6年間の学費・留年リスク・奨学金返済を天秤にかける必要がある。
  • 奨学金を借りることが問題なのではなく、返済できる可能性が重要。
  • 薬学部を選ぶなら、大学の偏差値だけでなく留年率・卒業率・ストレート国試合格率を見るべき。
  • 特待生で学費が大幅に安くなるなら、低偏差値の大学でも選択肢になる。
  • 高1なら、今の成績だけで進路を決めつける必要はない。
  • 「勉強が苦手」でも、今から本気で勉強すれば状況は変えられる。
  • 一方で、薬学部は入学後も勉強を続ける覚悟が必要。
  • 薬剤師になりたいという目的があるなら、奨学金利用も含めて検討する価値はある。
  • 「薬剤師になった後の収入」と「6年間の学費+奨学金返済」をセットで考えるべき。
  • 薬剤師以外にも安定して稼げる仕事はあるので、薬学部だけに絞らず比較するのが大切。
  • 結局は「勉強が苦手だからダメ」ではなく、6年間勉強して国家試験に合格する覚悟があるかが重要。

追加で印象的だった声は以下の通りです。

  • 男性か女性かで変わってくると思う。将来、結婚し、パート感覚で薬局で働くとか、旦那の転勤について行くとかであれば、薬局薬剤師はオススメかもしれない。看護師よりもハードではなく、すぐ辞めてすぐ働ける。
  • 結局、「家計に余裕がなく、学力的にも難関校が難しいなら、薬学部進学は慎重に」という話ですよね。そこ自体は分かります。ただ、私立大学の卒業率や国家試験合格率が低いというデータから「貸与型奨学金では返済に行き詰まるリスクが高い」とまで話を広げるなら、実際にどの程度のリスクなのか、薬剤師になった場合の収入や返済額との関係まで示してほしい。
  • 新設薬学部の場合、6年間での国家試験合格率が重要だね。合格出来なさそうなら卒業試験で落とされて既卒扱いになるから。
  • 薬学部卒業は、単に薬剤師の国家試験を受験する資格が与えられるだけ。まずは国家試験の過去問とか入手して…自分自身が大学に入学して6年間勉強すれば合格できるイメージが無ければ、薬学部卒業しても薬剤師は厳しいかなぁ〜。
  • 薬剤師として病院で働きたいなら私学の授業料をペイするのがしんどいと思います。6年制となって資格取得までに2年余計に学費がかかるけど働きだしたらその他のコメディカルと大差ないです。
  • 勉強できるできないよりも性格の方が大事だと思う。細かいことが好きな人とかミス探しが好きなタイプなら向いてると思う。

Xでは「進学しないで就職という選択肢はないのだろうか」というシンプルな指摘や、「挫折した人がここにいます」という実体験の声も見られました。

逆に、こんな人なら薬学部はアリかも!薬学部に向いている人の特徴6選!

一方で、薬学部に向いているのはどのようなひとなのでしょうか?

薬学部に向いている人の特徴

「薬剤師になりたい」という明確な目標がある
化学・生物などをこれから本気で勉強する覚悟がある
6年間勉強する覚悟がある
奨学金の返済計画を立てている
特待生などで学費を大幅に抑えられる
大学の留年率・卒業率・国試実績を確認している

こういう条件なら、偏差値が高くない薬学部でも十分検討していいと思います


「薬剤師になれば将来安泰だ」という考え方には注意

今回の記事での高校1年生の質問で、個人的に一番気になったのは、

「薬剤師の待遇がいいので目指そうと思います」

という部分です。

もちろん、待遇を仕事選びの基準にすること自体は悪くありません。

むしろ、

「給料が低くても夢のために働きたい!」だけで進路を決める必要もありません。

ただ、

「待遇がいいから薬剤師」

だけで6年間の薬学部を選ぶなら、

一度ほかの仕事とも比較検討をした方がいいでしょう。

同じ理系でも、

  • 理学部
  • 工学部
  • 農学部
  • 情報系
  • 生命科学系

など、いろいろな進路があります。


薬学部に行く前に考えたい5つの質問

脅すつもりはありませんが、薬学部に入ったものの中退した、薬剤師になれなかった

という方を実際私も見てきました。

そのため、まだ高校生なら、まず次の5つを考えてみてほしいです。

① 本当に「薬剤師」になりたいのか?

目的が

「安定しているから」だけなのか、

「薬剤師という仕事がしたい」のか。

ここはかなり大きな違いです。

まずは実際に身近にいる医療従事者や、先生等に意見を求めた方が良いと思います。


② 6年間勉強できるのか?

薬学部は6年制です。

ほかの学部と比較すると薬学部に入ったら遊びまくって卒業、というわけにはいきません。

(もちろん遊びも勉強も充実してる人もいっぱいいます)

講義数も 取得単位も多いですし、

CBTも卒業試験も、国家試験もあります。

6年間継続して勉強する覚悟があるか?を考える必要があります。


③ 薬剤師になれなかった場合どうするのか?

これも非常に重要です。

「薬剤師になれる前提」で借金をするのではなく、

もし薬学部中退したら?

もし国家試験に落ちたら?

まで考えておきましょう。


④ 奨学金はいくら借りるのか?

「奨学金を使えばいいや」だけではなく、

総額いくら借りるのか?

いつまでに返せるのか?

等先を見据えた人生設計をしましょう。

薬剤師になった場合の収入で無理なく返済できるためには自分はどの職種に行くべきか? まで考えれるとさらに良いですね


⑤ その大学は本当に薬剤師になりやすいのか?

偏差値だけではなく、

「入学者 → 卒業 → 国家試験合格」

まで確認しましょう。

特に重要なのが、

「入学した学生のうち、6年間でストレートに薬剤師になれた人がどれくらいいるのか」

という点です。

国家試験の合格率が高くても、そもそも卒業までたどり着けていない学生が多ければ、単純に「薬剤師になりやすい大学」とは言えません。

見るべきなのは、

  • 6年間での卒業率
  • 薬剤師国家試験の合格率
  • 入学者のうち、6年間で薬剤師になった割合

この3つです。

つまり、

「国試合格率が高い!」だけで判断するのは危険。

「入学した人が、実際にどれくらい薬剤師になっているのか」まで確認することが大切です。

一般的に国公立や難関私立等、偏差値が高ければ高いほど無難ではあります。


薬学部は「偏差値」だけで決めるものではない

今回のYahoo!ニュースをめぐっては、

「低偏差値の薬学部なんてやめておけ」

という意見と、

「大学の偏差値なんて関係ない。薬剤師免許を取ればいい」

という意見がぶつかっていました。

どちらにも一理あります。

確かに、

薬剤師は国家資格なので、大学名だけで薬剤師としての価値が決まるわけではありません。

一方で、

薬学部に入学しただけでは薬剤師になれません。

6年間の勉強、大学の進級・卒業、そして全国共通の薬剤師国家試験があります。

さらに家計が苦しい状態で貸与型奨学金を大量に利用するのであれば、

「薬剤師になれなかった場合」まで考えて進学する必要があります。

だからこそ、

「偏差値が低いから薬学部はダメ」

でもない。

「薬剤師は安定しているから薬学部なら得」

でもない。

結局のところ、

「薬剤師になりたい気持ち」
「6年間勉強する覚悟」
「大学の6年間の実績」
「学費」
「奨学金の返済額」

この5つをセットで考えるべきだと思います。


最後に ~あなたはどう思いますか?~

今回の相談、

「勉強が苦手」+「家計が苦しい」+「貸与型奨学金を利用」+「薬剤師は待遇がいいから目指したい」

という条件なら、あなたはどう思いますか?

薬学部に行くのはアリ?それともナシ?

個人的には、

「薬剤師になりたい」という強い意志があるなら挑戦する余地はある。ただし、“待遇がいいから”だけなら、6年間+奨学金というリスクを考えて慎重に比較した方がいい。

というのが一番現実的な答えではないでしょうか。

Yahoo!コメントやXでは、薬剤師・薬学生・一般の方からもかなり意見が分かれていました。

あなたなら、この高校1年生に

「薬学部をおすすめしますか?」

それとも、

「やめておいた方がいい」

とアドバイスしますか?

良ければ X や YOUTUBE コメント、賛否両論に参加してくださるとうれしいです(‘ω’)ノ

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この記事を書いた人

フリーランス薬剤師をしながら、薬剤師のためのブログを運営しています。

他にも薬剤師の働き方、副業、資産運用に関する情報などを発信しています。

資格:労働衛生管理者資格、認定薬剤師、 Excel MOS specialist、サプリメントアドバイザー

実績:クラウドワークス、Webライター実績、 AMAZONアソシエイト、Google AdSense合格

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