小川えりさんから学べること
- エンリケさんってどんな人?
- 顧客から指名されるにはどうすればいい?
- 薬剤師とキャバ嬢の共通点は?
- キャバ嬢式コミュニケーション力を上げるコツ
- キャバ嬢から学ぶ接客術
ドンペリといえばエンリケ
エンリケ(小川えり)さんは、東海地方でトップキャバ嬢として有名になりました。
その人柄とキャラクターで人気を博し、最高月収6800万円の超人気キャバ嬢です。
もともと名古屋にある高級キャバ「アールズカフェ」で7年連続No.1という偉業を達成されました。現在は引退し、youtuberや脱毛サロンの社長として活躍されていましたが、離婚やサロンでの死亡事故によりサロン閉業。2022年11月1日にアールズカフェにてキャバ嬢復帰されました。

今もお綺麗ですが、若い頃のエンリケさんすごく美人ですよね

今回はたった2日で一億売り上げたキャバ嬢
小川えりさんことエンリケさんの著書
の書評と仕事へのアウトプット法をご紹介します。
薬剤師にはかかりつけ薬剤師、という指名制度があるのをご存知でしょうか?
かかりつけ薬剤師とは、処方やOTC薬など薬の知識だけでなく、
食品や介護など幅広い知識と経験をもとに、患者さん個々に健康サポートのお手伝いをします。
※ かかりつけ薬剤師には患者の同意が必要です。
簡潔にいうと薬剤師の指名制度です。
そこで今回は 薬剤師の指名されるためには〜
といった内容の記事を調査してみたのですが、意外と記事や著書がなかったので
もう自分で「営業で選ばれる能力」に関する本を読んで書こうではないか!

題して、「接客のプロであるキャバ嬢から学ぶ薬剤師の指名される力」
を考察していきましょう。

エンリケさんの凄さとは?
エンリケさんがキャバ嬢時代に達成した素晴らしい実績はこちら
- 自身のバースデーイベントたった2日で一億の売り上げ
- 指名数No. 1を7年続けている
- SNSでのマーケティング能力の高さフォロワー数20万人
- 週7で働けるバイタリティ
小学生のとき、校内のマラソン大会があったのですが、「一番になろう」って決心して、ほかの子たちがドッジボールとかなわ跳びをして遊んでいる間に、校庭を走って練習していました。 心の中で「ぜったい勝つぞ」って思いながら……。
引用;日本一売り上げるキャバ嬢の 指名され続ける力
普通、小学生でこの考えには至らないですよね・・・。

私はというと鼻くそほじって、鬼ごっこして、
飼育小屋のうさぎと遊んだくらいしか記憶ないです。
著書からわかるエンリケさんの性格
- なんでも一番が好き
- 目立ちだがり屋
- ひたすら学び続けることができる努力家
エンリケさんは、既存のキャバクラではあり得なかった振り込みシャンパンタワーをその界隈で当たり前にすることに成功しました。

まさにニューノーマルのフロンティア。
成功者(エンリケさん)の仕事の考え

- 人間関係の大切さ(敵ではなく味方を増やす)
- 色恋営業はしない
- 注目されるキャラ作り(素の自分を表すこと)
今までのキャバ嬢の概念を覆す
おしとやかとは正反対で、面白さと素直さというキャラ付け
を確立していきました。
エンリケさんにとって接客術とは?
エンリケさんは
- 接客をこなすほど経験値が増え直感が研ぎ澄まされる!
- 接客は最初が大事!相手にリラックスしてもらうように笑顔で!
とコメントをされてます。
「最初が大事」はどんなことにも共通する真理です。
仕事でも使える「心理学のハロー効果やファーストインプレッション」はとても大切です。
エンリケさんから学ぶコミュニケーション力を上げるコツ
- 共通の話題作り
- 相談事をする
- 建前ではなく本音で話す

エンリケさんは常に本音で話しているそうです。
とっつきにくい気難しそうなお客様ほど燃えるタイプ。ぐいぐい行ってしまいます。 キャバ嬢12年間の経験から言うと、難しそうなお客様ほど、一度親しくなるといつも指名してくださる、いいお客様になるものです。 どの方にも難しい面はあるけれど、必ずやさしいいい面を持っているもの。 そこを見つけて、とことん、接客するとわかってもらえます。
引用;日本一売り上げるキャバ嬢の 指名され続ける力
すごいですよね。一般人とマインドが全く違います。
私はとっつきにくい人とかクレームを言う患者さんは苦手です。

より良い接客をするには、このくらいのマインドがないとダメなんだなと勉強させられます。
挨拶は大切
エンリケさんはNo. 1になってもなお、黒服さんにもスタッフにも全員
感謝の気持ちで笑顔で挨拶しているそうです。
- スタッフの助けがあって素晴らしい接客ができる
- 周りの仲間にもしっかりと神対応
素晴らしい。
エンリケさん風クレーム対応

彼女のマイルールは
- 謝罪は即座に!ひたすら謝るそうです。
- 不要なプライドは捨てる
これ本当に大事。
成功する人は
必要なプライドと不要なプライドの区別をしっかりできているんですね。
- 自分の失態は自分でカバー。
- しかし後輩の失敗も助ける
- 客が激怒した時は何があっても反省するし
- 私は悪くない!は勝手な思い込みだと思え
(相手の気持ちを汲めなかった自分にも問題があるのだと)
こんな発想ができるのは人間としてできている、凄い。
とても人間愛に溢れて優しい人。
これこそNo. 1たるゆえんなのかもしれませんね
人生において過度なプライドって百害あって一利なしです。プライドもほどほどが良いでしょう。
エンリケさんの仕事観
- 人と同じことしてNo. 1にはなれない、週7で働こうと決意
- 慣れ→臨機応変な対応力を磨く
- 売れるためには売れたいという思いが大事
- 下積みをばかにしてはいけない。仕事は数こなす
- 疲れたを言わないようにする、それをいうと疲れた気持ちになるから
私もつい疲れた時に、『疲れた、だるい、帰りたい、もう定時やん』
と言いたくなりますが、みなさんこれからは禁句です!
指名されるにはどうすればいい?
エンリケさんは成功したい、指名されたいのなら、
得意や武器は人それぞれ違うため、
自分の性格キャラを把握し、何を売りにするか試行錯誤することが大事。
時代や運にも影響されますが、行動しないと注目させることすら無いことを理解することです。
と語っています。
まさに自己分析と行動力の重要性を証明した良い例です。
エンリケさんは毎日仕事終わりに、ノートにその日の
- 指名数
- 同伴数
- ボトル数
などを毎日書いて読み返しているそうです。
自己分析やメモは、 メモの魔力の著者の前田さんもしています。
成功者の共通点はメモを取り今日の反省を振り返る事が大切なのかもしれませんね。

キャバ嬢と薬剤師経験のある方にインタビュー!
Twitterのフォロワーさんの中でキャバ嬢と薬剤師経験のある方がいらっしゃったので、インタビューさせていただきました。ご協力感謝致します。
質問①キャバ嬢経験のある方が思うエンリケさんの凄さは?
- 読心能力の高さ
- マーケティング能力の高さ
- チャレンジ精神
- バイタリティ
これら全てを兼ね備えているのはなかなかできない事!とのことでした。

結局成功者って継続力がハンパないんですね。
質問②薬剤師とキャバ嬢の決定的な違い
薬剤師はいい接客をしなくても、調剤でお金が入ってくるのでどうしても接客に強くはないんですよね。
選ばれる薬局、かかりつけ制度、薬の相談を気軽に!
と自信を持って言うために
「薬を出す」スタンスを
↓
「もらいにきてもらっている」スタンス
薬剤師もこういった意識を持ち、接客スキルをあげる努力をすべきです。
とおっしゃっていました。
業界上の問題としても、ほぼほぼ門前薬局に流れるので
備蓄在庫、デッドストック対策(コスト対策)のために良く出る薬しか在庫を置きたがりません。
だからと言って、違う薬局に行ったとしても結局それ以上に待たされるだけ・・・

そう、門前薬局に行った方が確実に早いんです。
質問③キャバ嬢経験から活かせたスキルは?
1 笑顔で話を聞く。それから話す。
こちらが説明して詰め込みすぎたかな?と思ったら1回間をおく。
会話はスピード感と間が大事。
2 名前を多く呼ぶ
わたしたちは、君 や あなた と呼ばれるよりも名前で呼ばれた方がなんとなく気分がいいですよね。
(実は心理学的にも名前で呼ばれると親近感が湧きます。)
そのため、最初に患者様を呼ぶ前に投薬中にも何度も名前を呼ぶ事で信頼感が得られやすいです。
もちろん職場のスタッフにも応用できます。
3 久しぶりの来局や退院後初回などは少し時間をとってお話しする。
「心配していました」(キャバの時は、会いたかつた)
と恥ずかしくても、少し大げさでも、口にしてちゃんと思いを伝える。
コレってかなり効果あります。


あー会いたかったですー心配してましたよー


心配してくれてたんだなー
など、軽い世間話をするとしないとでは断然結果は変わってきます。
4 静かに飲みたいお客さん(あまり話かけてほしくない患者様)
そういったお客さんの雰囲気をすぐキャッチできるようになった事。
だそうです。


特に3と4はキャバ嬢だからこそ意識できることかもしれません。
薬剤師って薬の勉強も多くて、毎日がバタバタでスピードや要領も求められる職業。
なかなか接客に意識が向きにくいかと思いますが、
実際こんなに
コミュニケーションのある職業で
接客スキルを学ばないのはかなり勿体無い。
薬剤師は共通点の多いキャバ嬢に学んだ方がいい理由
薬剤師やキャバ嬢に必要なスキルを調べていくと意外な共通点が見つかりました。
共通点だけでなくこれからの薬剤師に必要なスキルも見えてきます。
私も男なのでキャバクラくらいは行ったことありますが
キャバ嬢さんに驚かされたエピソードがあります。
なにって接客。彼女たちは、かなり細かい気遣いをスッと嫌味なくする事ができるんですよね。
よくそこまで気づくな〜って事まで。
例えば
- おしぼりを出す
- 気づいたら灰皿変わってる
- 退屈にならないように大人数でも満遍なく話しかける
接客のプロ中のプロなのでビジネス的にも
個人スキルにも学べるところがあります。


薬剤師も接客意識を上げると
いい服薬指導ができるのではないかと思います。
キャバ嬢から学ぶ外見的要素



薬剤師だから清楚な格好でないといけない!



薬剤師だから真面目でないといけない!
という固定概念を捨てる事でより良い投薬になるんではないかなーと感じました。
大学でも習ったハロー効果って意外とバカにできないでんすよね。ファーストインプレッションの絶大な効果をしれば意識せざるを得なくなります。外見ってめちゃくちゃ重要なんです。


例として
ぶっちゃけおじさんって
若くて可愛い子に甘いですし、若い子ならなんだって言うこときくものです。
やり方よりも結果にフォーカスし、服薬コンプライアンス上がれば、私はそれでいいと思ってます。
手段が下品?
上品にやりなさいって?ただ、それだけだとスパイスがないというか、進歩がありません。


薬剤師もそういう根本から変わっていかないと
薬剤師の地位は現状維持するだけ。現状維持は退化です。若い世代にこそ革命を起こしてほしいと考えています。


キャバ嬢から学ぶ内面的要素
- コミュニケーション
- 切り返し能力やおうむ返し
- 説明力につながる語彙力
- 話を引き出すテクニック
- 悩みを共有する共感力
- 素敵な笑顔力
- 患者一人一人に対しての記憶力
その人の特徴を覚え、その人に合った接客をしているキャバ嬢はまさに


オーダーメイド治療ならぬオーダーメイドな信頼関係
- ボトルを開けて飲んでもらう
- お薬渡して飲んでもらう
ともに良い関係性、信頼という安心感ができた上で成り立ちます。
グラドル薬剤師、女優薬剤師、まさにダイバーシティー
世の中広いもので、キャバ嬢薬剤師もいればグラビアアイドル薬剤師、女優薬剤師、薬剤師YOUTUBER、夜職薬剤師もいます。
個人的には変化が苦手な薬剤師こそ多様性を受け入れることで
進歩や革命の少ない薬剤師界隈を、良い方向に変化してくれるのではないかと考えています。
こちらの記事ではわたくしイチオシの薬剤師YOUTUBERを紹介しております。あわせてご覧ください。
Twitterで話題のソプザイ師(キャバザイ師)とは?
昼は薬剤師、夜は嬢といった薬剤師会の二刀流薬剤師の総称である。
夜職で働くきっかけ7選
夜職をする理由として様々な理由が挙げられますが、
主にこちらの7つの理由が多いと思います
オチンギンが欲しい
有名になりたい
推しのホストに貢ぐため
スカウトに騙されて
借金返済のため
家庭環境や親の影響
セッ◯スが好き
薬剤師業界も否定するだけでは進歩しない
否定するのは簡単ですが、
ある意味、何十年も変わらない薬剤師業界を変えるには普通のアイデアでは新しい風は巻き起こせないとも言えるのでしょうか?
薬剤師もキャバ嬢にもそれぞれ素晴らしい能力、得意分野があります。
お互い切磋琢磨で盗めるスキルは盗んでいく姿勢は大切かもしれない。
特にジャンルやフィールドが違うからこそ、キャバ嬢から学ぶことは多いかと思います!そうダイバーシティー。







