薬剤師を目指した理由アンケート

あなたはなぜ薬剤師を目指しましたか?
医療従事者になった方なら大概の方が持ってる感性
それは、
人々の健康を守り、病気で苦しんでいる方を救うために努力する。
あるあるちゃんです。はい。
ただこの考え、
医者だから!看護師だから!薬剤師だから!医療従事者になったから!そう思うべき!
という「無意識下の後付けでの思想」だと思ってます。
その意識自体良い事ですが、
ただ人それぞれ事情があるんですよね・・・
こういったもっともらしい回答になりがちなのか
例えば
- お給料がいいから、安定しているから
- 明確なゴールや目標を答えれる人が少なく
という事をいってしまうと 世間的にバツが悪いから



私だってざっくり目標はあるものの、明確と言われたら痛いところ・・汗
医療従事者に限った話ではありませんが
前提として明確に目標を語れる人はそう多くはいないです。
つまりきっかけは別にあるという事。
169人の回答者
↓
2年後
(※追記)最新アンケートはこちら
こちらも参照
薬剤師アンケート集計結果まとめ~あなたが薬剤師を目指したきっかけは何ですか?~


病院薬剤師ドットコムから引用
こちらも似たような結果ですね。
第1位収入が安定しているから
古代人がなぜ狩りや農作をしているのか?
食べるため、生きるためです。まず生き抜く事が一番だからですね。
まあこちらは当然の結果でしょー!
人間にも恒常性というものがあって、今の状態を維持しようとする働きが備わっています。
別名ホメオスタシス。
第2位就職、仕事が楽だから(資格の強み)
リーマンショック、就職氷河期、バブル崩壊
世の中は予測ができないものです。
資格の希少性とは、
資格の希少性は
その資格所有者の母数が少なければ少ないほど希少性が上がっていき、
資格がないと働けないという業界は人手不足になりやすい傾向にもあります。
また資格の強みは、どんな状況下でもリストラの可能性も低く、転職もしやすい
- 資格所有者の母数が少なければ少ないほど希少性が高い
- リストラされる可能性が低い
- 他業種と比較して転職しやすい
例えば医師
2021年のコロナ禍
そもそも医師不足にも関わらず、コロナ患者対応により人手不足が悪化し引退した医師にさえ手を借りたい状況でした。
そのためコロナ関連の日雇いバイトでなんと
医師の日給10万円なんてのもありました。
医師不足 + コロナ業務を経験したがらない人続出した
当時の状況下で集まる人といえば
暇で、コロナ怖くない、医師免許所有者
or
お金に困っており、コロナ怖くない、医師免許所有
今ではもう慣れてきましたが、当時のコロナのイメージでは
ぶっちゃけこんな人見つける方が厳しい
こんな感じで資格とは、やり方一つで 超希少人材になることも可能 なのです。


すなわちオチンギン薬剤師!
資格欲しくなってきたでしょうww!?
第3位親や親戚が医療従事者だから


これ絶対もっといるでしょ(笑)!
友達の親御さんはだいたい医師か歯科医師か薬剤師な方が多いです。
第4位患者や医療貢献したいから
確かに私も高校のころDSの店員さんに鼻炎の悩みを真剣に聞いてくれてくれる素晴らしい薬剤師さんの影響も少しはありましたね。
ただ私の理由の割合はやはり「安定を得るため」の方が大きいです。
ぶっちゃけこれを言う人は無意識下では1位〜3位のはずだけど
「医療貢献」を言っておいた方が印象いいですので、後付けの可能性大。でしょう。
転職理由アンケート


↓
2年後
個人的には転職理由に人間関係より
長時間労働の方が転職理由として多い
のは意外な結果でした。
ここ最近の労働者は



どうせ働くなら時間的価値(タイパ)が高いほうが重要!!
といった感じに考えている傾向なのでしょうか?


本質が見えてきてる証拠なのかな?良い傾向ですね。うんうん
ちなみに今も 病院薬剤師が不足状態にあるそうです。
第 12 回薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会 調べによりますと
若手の薬剤師が病院から薬局へ転職している可能性が推測される。 このため、特に病院薬剤師の不足に対しては、病院に就職した若年層の定着を図る必要があると考える。
人口規模にかかわらず、病院の方が薬局よりも 「全く足りない」の割合が高い傾向は変わらず、両者で約 3 倍以上の差が見られた。
二次医療圏の人口規模にかかわらず、地域内の病院と薬局の間で偏在(病院薬剤師の不 足)が生じている可能性がある。
https://www.mhlw.go.jp/content/11121000/000963766.pdf
転職を考えているならそれらも視野に入れるのはいかがでしょうか?
私が転職活動した際の体験談をくわしくまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
3年は辞めるな!の根拠は?
よく言われる


すぐ辞めるのではなく、3年は頑張って続けろ!!
コレって
誰が言い出したんだろう?第一次情報はどこ?と思ったので
ネットで色々と調査してみましたが
決定的な根拠やきっかけは見つける事ができませんでした。



一体誰が一番最初に言い出したんでしょうね?
ならば想像するしかない!という事で自分なりに考えてみました
3年という数字の根拠3選
私が思うに
①石の上にも3年 という諺があるから
②厚生労働省が3年以内の離職率を調査してるから
③ 企業としては3年以内の離職率が高いと評価が下がるから
①〜③のどれが最初に言われていたのかはわかりませんが
誰かが勝手に3という数字を使ったんでしょう
以下厚生労働省HP
厚生労働省は、このほど、平成29年3月に卒業した新規学卒就職者の就職後3年以内の離職状況について取りまとめましたので、公表します。
今回の取りまとめにより、新規高卒就職者の約4割、新規大卒就職者の約3割が、就職後3年以内に離職しており、傾向としてここ数年は大きな変動が見られないことが分かりました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00003.html
平成29年度では
- 1年目退職11.6%
- 2年目退職11.4%
- 3年目退職9.9%
このデータから
ここ10年以上は
若者の計3割以上が3年以内で最初入った会社に見切りをつけています。



第二新卒、転職という言葉が一般化したからでしょうか?
先日こんなアンケートをしました
Twitterのアンケート的には1年目の比率もまあまあ多いんだなと言った印象。
厚生労働省のアンケートでは1.2.3年目の退職比率は差はあまりないようですね。
しかしリアルタイムツールである
Twitterで、このような結果
令和になって働き方が変化しているのだろうか?


いずれにしてもコレからの令和時代、働きやすい世の中に期待したいものです
最新版2022年の薬剤師転職状況を知りたいかたは、こちらの記事にも詳しくまとめていますので合わせてお読みください。
派遣薬剤師の単発案件について知りたい方は体験談を下記の記事にも詳しくまとめていますので合わせてお読みください。