この記事でわかること
- 心理学を応用した有給の取り方
- 有給に関するアンケート結果
- 有給を取れない人の特徴
どうも有給消化絶対するマンです。
皆さんは有給取れてますか?
真面目な人ほど

スタッフに迷惑かけられないから有給取れない・・
なんて思っていませんか?
そこで今回は人間の行動心理学の観点から
後腐れなくそして気持ちよく、有給を取れる方法を伝授します!
薬剤師における有給取得の実態
先日こんなアンケートをしてみました。
驚いたのが有給5日以下の違法な店舗もあるってこと
このように有給休暇を取れるかどうかは
労働において満足度がかなり影響します
これを見てください
実は言わないだけで皆、本心は休みたいんです。
有給取れない人の特徴
有給を取れない理由は大きく分けて
①環境因子
②本人の性格
の2つが主な原因です。
②の本人の性格とは
- 一生懸命で責任感が強い
- 世間的にもとりすぎるとイメージ悪いと思っている。
- 会社の評価を気にし過ぎている。
といった特徴の方が多いです。
真面目で優しい人ほど有給を取れない印象があります。
有給を取るのに気が引ける方へ
- 1日1人抜けただけでなんとか回ります。
- 有給は国の法律で決められた権利です。もったいないので活用しましょう。
- みんなが気兼ねなく有給を取れる様にするためには誰かが先人をきって有給取りましょう。
- 誰かが有給をとっても嫌な顔をしない。
まずは最初のステップとしてこれらを意識してください。
有給を取るコツ7選

1 相手の行動心理を利用して有給を取る方法
アメリカの行動心理学に詳しいカニンガムという心理学者は
罪悪感と依頼に関する実験をしています。
電話ボックスに小銭を置いて
それを使った人に対して書類を落とすとどの程度拾ってくれるか
3パターンの行動心理を観察した
という実験
すると
小銭を置いたパターン(つまり機嫌がよくなっているいい群)
この場合73%の人が書類を拾いました。
何も置いてないパターン
この場合40% の人が書類を拾いました。
そして次に行った実験では罪悪感を抱かせた後に
書類を落として拾ってくれるかの実験において
罪悪感を与えた群
では80%の人が書類を拾いました。
つまり
相手がウキウキしているとき、もしくは罪の意識にさいなまれているときの方が、人の援助を受けやすい、頼みを聞いてもらいやすいといえます。
植木理恵のすぐに使える行動心理学 p71
という実験結果でした。
この心理を参考に
有給を取るタイミングとして
- 罪悪感を与えた時
- 相手が機嫌がいい時
の方が有給取得できる確率は高いということになります。

私はこのタイミングを意識していつも有給申請をしてます。
例えば
上司のミスで思わぬ残業が発生した時、そんな時はチャンスです。
- あえて時計をチラチラみてみたり
- 焦って仕事をしているフリをして見せたりします。
そして仕事が終わり、1人ごとでとぎりぎり聞こえるくらいの声量で

ふう 間に合いそう、よかった
と言ってください。
そして帰る時

お疲れ様でした〜😊今日は大変でしたねー💦急にクライアントが来るなんて、ほんとお疲れ様でした✨あ、それと来月の有給なんですけど◯◯日いいですか?😃
これでこころよく有給をいただきました!
2 できる限り早めに言う
半年前や3ヶ月前に伝えておけば、さすがに了承してくれるでしょう。
一週間前など急に言ってしまうと
スタッフの皆さんも困りますし、印象もあまり良くないでしょう。
3 事前に取っていい時期を聞いておく(認知的不協和の心理を利用)
ここでは事前に聞いておくことが重要。
例えば

月末はダメ? 月初はダメ?いつならいい?
ということを聞いておくことにより
それを避けた日を指定することで

確か月末はダメでしたよね?◯◯日に有給お願いします。
といった感じでも伝えることができます。
解説すると、
人は認知的不協和を避けるためです。
自分が一度発言した言葉に対して
矛盾することを言ってしまうと
- 自分を否定してしまう
- 一貫性がないと思われたくない
と言った心理に陥り、それを避けるために
OKしやすくなるという心理を利用しています。
4 当たり前のように有給申請を伝える
そもそも有給は会社員の権利です。
なので本来は自由に取ることができるものです。
この人はよく有給を取る人
というポジションを確立しておくことです。
最初は色々言われるかもしれませんが
毎月とってればそれが当たり前の日常になります。
むしろ
有給を取らなかった月があれば、ありがたいと感謝されるかもしれません
5 連休にしなければ取れやすい

あの人ばかり連休取ってる・・・
なんて職場あるあるですよね
やっぱり皆連休はとりたいものですから。
そこで連休ではなく
平日の1日なら全然とりやすいです。
他にも薬局の朝忙しくて午後はゆっくりな店舗が多いため
半休で0.5日でとればさらに取りやすいです
6 有給申請をする日は仕事を頑張る
上司も鬼じゃないので、仕事をすごくがんばっている所を見れば
1日くらいの有給はとらせてくれるでしょう。
なので有給をお願いする日はいつも以上に頑張りましょう!

7 それでも取れないければ有給を取れる会社に転職する
① ブラック企業で有給消化の最低5日分しか、それすら取れない企業で年間休日110日
② ホワイト企業で 年間休日105日しかないが給料は高く有給は15日とか全然取れる会社
という会社が2つある場合
単純に後者の方がいいですよね?
そもそも有給取られると業務を回せない会社となると
多忙で膨大な仕事量を任されたり、移動が頻繁にあったりする可能性もあります。
ちなみに日本人は有給消化率50%
フランスとブラジルは有給消化率100%
だそうです。
性格でますよね。
日本人がいかに周りの目を気にしすぎているかがわかりますね。

ちなみに私は毎月1日以上は取るようにしてます。
去年は10.5日と少な目でしたが
最低でも年に12日以上はとりたいところです。
有給を取りやすい店舗は大手などに多い印象。
ただ入ってみないとわからないのも事実。
それを避けるには内部事情をよく知る
転職エージェントに相談するのをお勧めします。

有給使わないと単純に勿体無い
普通に考えたら有給取らないともったいないんです。
有給取った人も取らなかった人も給料は同じなんて
取った方がいいに決まってます。
そしてその休みで資産運用の勉強をしたり副業をしたり、
やりたい事をした方が人生に満足できます。
残業も一緒です。極力定時で帰れるようにしましょう!
残業が嫌いで嫌いでどうにか定時で帰りたい方はこちらの記事でくわしくまとめていますので、あわせてご覧ください。